1974年の医薬分業元年から院外処方箋は急激に増え、2019年度末時点の薬局数はコンビニの数を超える6万事業所になっています。
厚生労働省の方針によると、多くなりすぎた薬局は今後、半分の3万事業所程度にまで減少されるといわれています。調剤薬局淘汰の時代を生き残るためには、地域包括ケアシステムの中で薬局としての役割を果たすことが必要不可欠になっています。
実際、厚生労働省が打ち出した「患者のための薬局ビジョン」では、地域包括ケアシステムの中で薬局が服薬情報の一元的・継続的な把握や在宅の対応を含む薬学的管理・指導などの機能を果たすことの重要性が述べられています。
このような薬局業界において、弊社は新たな事業展開として2021年4月より新規参入いたしました。弊社が介護事業で培ってきた「医療と介護の連携」のノウハウを最大限に生かし、地域包括ケアシステムになくてはならない薬局作りを目指しています。
「あいら薬局」は、施設在宅中心の薬局で、3つのコンセプトを大切にしています。「薬局から外へ」は薬剤師が地域の患者様と関わり、地域包括ケアシステムに貢献する姿勢を表しています。この考え方を象徴するために、デザインには【扉】【風】【円】が盛り込まれています。
私たちは、施設運営の幅広い経験を活かし、服薬管理と指導に力をいれています。また、施設の視点から患者様を支え、個々のニーズに応じた管理方法をしっかりと確立し、安心で快適な生活環境の提供を目指すほか、施設内の看護師や他のスタッフ、連携医療機関の医師や看護師との協力を一層強化し、問題の早期発見と持続的な改善に取り組んでいます。そのほかにも、施設全体の品質向上を目指し、協力と連携を大切にし、患者様にとって最高のケアを提供できるようにしています。
私たちは、連携医療機関の診察に同行し、ドクターや看護師と緊密に連携しています。これにより、患者様の健康に関する問題に対して、的確かつスピーディな対策を講じることが可能です。さらに、介護職員、ケアマネジャー、そして時には食事提供業者とも協力し、ご利用者様の健康と生活の品質を向上させる包括的なサポートを提供しています。この連携の強化により、患者様にとってより効果的で、かつ安心感のあるケアを提供でき、全施設サービスの向上に貢献しています。
私たちは、門前薬局からスタートしたわけではなく、施設在宅中心の薬局としてスタートしました。このユニークなアプローチにより、介護施設にご入居されている方に特化したサービス提供に専念し、その分野で確かな実績を築いてきました。施設在宅中心のアプローチにより、多職種との連携や患者様を長期的な視点で服薬管理するスキルを培い、施設在宅のスペシャリストになることを目指しています。さらに、私たちは患者様のニーズに柔軟に対応しながら、効率性と品質に焦点を当てた薬局サービスを提供する体制を確立しています。
当社は施設在宅中心の薬局です。
1薬局で3~5施設、約200名のご利用者様のお薬管理を行っています。また、100カ所以上の医療機関と連携を築いています。
社名 | やまと健康堂株式会社(HALEグループ) |
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本社 |
〒700-0822 岡山市北区表町1丁目5番1号 岡山シンフォニービル TEL 086-803-5080(代表) / FAX 086-803-5081 |
東京支社 |
〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番14号 東京フロントテラス TEL 03-5715-7878 / FAX 03-5715-7877 |
代表者 | 代表取締役社長 上川 敏文 |
資本金等 | 1,000万円 |
事業内容 | 調剤薬局の経営 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 中国銀行 |
従業員数 | 21名(2024年7月1日現在) ※HALEグループ全体:1,087名 |
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